お笑い芸人の明石家さんまが、ダチョウ倶楽部のボケ担当上島竜兵の死去について話した

明石家さんまは冒頭で「お笑いの人間には受け止められないことが起こってしまって…ただ受け止めてあげないと竜兵が可愛そうやからな」
と話、自殺にショックと怒りを滲ませる明石家さんま

上島竜兵について「真面目な男やからいつも一生懸命やってくれて…」

さらに、テレビ局で会うとダチョウ倶楽部の持ちネタ「ヤー！と言う挨拶をして、3人が俺の股間に柏手を二回打ってブラックデビル。て言って俺がウェ！ていうのが決まりで(笑)」

後輩芸人に中でものすごく好きな後輩芸人だったと話し「さすがの俺も堪えた…」「俺は何があっても受け止めるほうやねんけど、今回は受け止められない…引きずってます」と相当堪えた様子

悩みについて明石家さんまは「過信してる人が悩みを持つ。出来ると思って出来ないから悩む。俺はできないと思って生きてるから、ただ他人よりも一生懸命やってるのは伝わってると思うわ」と持論を展開

そして、上島竜兵との思い出で笑い転げてしまったことを語る明石家さんま
「六本木の飲み屋で志村けんさんと飲んだ帰りやったんでしょう。外人の客引きが竜兵にサービスするよ!ていうて、竜兵がおっ○い揉めるの？てずーーと聞いてて(笑)」
「後ろから頭バーン叩いて何しとんねんお前わー。て言うたら『うわ！師匠。一緒に行きましょう今から』て(笑) 

最後にさんまは「竜兵のためにも受け止めてあげないといけない。ホントに好きな後輩芸人が一難嫌いな死に方をしたので腹が立っている…」 と話した

■明石家さんまが語った「一番嫌いな死に方」
実は、明石家さんまの弟は1983月4月18日19歳の時に自宅の家事で亡くなっています。

さんまと同じくサッカー部所属で国体にも選ばれるほどの実力者でした。

警察の調査の結果、灯油をかぶって自殺と発表されていますが…

明石家さんまは「あいつは自殺するようなやつやない…もし自殺するほど苦しんでいたら、俺にひとこと相談したはずや」と泣きながら最愛の弟の自殺を否定しています。

弟さんと大変仲が良かった明石家さんまにとって、信じがたい出来事だったでしょう

そして、2022年5月11日。上島竜兵さんの死去。 明石家さんまにとって、好きな後輩芸人が自殺で命をたったことは受け止め難く「一番嫌いな死に方で腹が立っている」と言う発言に至ったのでしょう。

■上島竜兵（右）

トリオのボケ担当で「聞いてないよ」「ヤー！」「じゃ俺がやります」「絶対に押すなよ！」などのボケが大流行。 熱々おでん芸や熱湯風呂で身体を張った芸風が持ち味だった。 後に熱々おでんはそこまで熱くないことや、熱湯風呂も熱湯ではない事をネタにして後輩芸人からイジられるパターンで笑いを生んだ